菅原道真公
菅原道真公(すがはらのみちざねこう)
承和12(845)年6月25日~延喜3(903)年2月25日。
博学才穎にして右大臣にまでのぼられましたが、讒訴により都から遠く離れた九州の大宰府へと左遷され、その地で無念のうちに没されました。その後、都では天変地異が度重なり公の御霊(みたま)が朝廷に祟りをなしているのではないかと怖れられ、丁重にお祀りされるようになりました。この御霊を鎮め神様としてお祀りすることを、御霊(ごりょう)信仰といいます。
落雷も多発していたことから、道真公が雷神(天神)様と関連づけられ、天神信仰と称するようになりました。
学者であり、また漢詩人としても優れた才能を発揮されたことから「学問の神様」として信仰を集め、今日では、日々の勉学、受験合格にご加護を戴いております。
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